金融機関に手玉に取られやすい人とは?
※ この投稿は Yahoo 有料記事「アジア富裕層から学ぶお金が貯まる習慣」からの転載です。
「金融機関に勧められた投資信託を買ったのだけど、中身が分からない」
「保有している保険の契約がよく分からない」
「これって詐欺でしょうか?」
こうした相談は驚くほど多いものです。
そもそも、中身が理解できない金融商品を購入するべきではありません。
中立的なアドバイスをくれるファイナンシャル・プランナー(FP)やファミリーオフィスなどにフィーを払ってでも相談をするか、自分で分かるまで勉強をすべきでしょう。
しかし、日本人の多くは相談料を惜しんで高い買い物をしてしまいます。欧米人などはサービスに対してお金を払うことは当たり前だと思って相談料を支払おうとします。
百戦錬磨の専門家なら、複雑な保険契約や仕組み債などもパッと見たらどんな金融商品なのかすぐに理解ができ、説明ができます。専門家への相談料は一般人がそのレベルに至るまでの時間をお金で買うと思えばよいでしょう。
特に金融商品は契約金額が多額の上に、一度買ってしまうと、元本が割れることも多々あり、元の状態に戻すことが非常に困難です。
数百人、数千人と相談を重ねていると、金融業者に言われるままに契約をしてしまうタイプかどうかすぐに分かります。良心的なFPの場合、守ってくれますが、そうではない場合は食い物にされてしまいます。場合によっては詐欺に遭うことも考えられます。
今回はカモネギになりうる典型的なタイプを解説しつつ、最近のよくある被害事例も交えながら、金融業者や悪徳業者の言いなりにならない技術をお伝えします。
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