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コラム

🔒 1ドル144円、日本円が減額する中、何に投資をすれば資産価値が上がるか/海外でバカ売れの日本不動産はバブル化するか

9月7日から日本の水際はPCRや隔離もなくなり、実質的な鎖国を終了し、ようやく国を開くことになります。

人々が日本を行き来するようになると多少の円高要因にはなるのかもしれません。しかし、それ以上に中央銀行の政策の違いやマクロ的な要因から円安の加速が進んでいます。

加えて、投資家も金利差から円のキャリー・トレードが進んでいます。(為替市場で低金利通貨を売って高金利通貨を買う取引をキャリー・トレードと言います。)

円は対ドルだけではなく、ほぼ全ての通貨に対して減価しています。例えば、シンガポールドルに対しては102円を突破しました。過去30年程度の間は80円から60円程度を行き来していたのに驚きです。

多くの中央銀行が引き締めの方向に動いているのに対して、日銀は金融緩和を続けているから円の価値を下げているのです。また、一度トレンドが出ると続く傾向があるので懸念をしています。

9月6日に『世界大異変』(東洋経済新報社)を出版した後に再度ジム・ロジャーズ氏に新しい本の取材に行きました。

世界大異変―現実を直視し、どう行動するか Kindle版

 

ロジャーズ氏も「国を開くことによる円高要因よりも日銀の金融緩和の影響のほうが大きい」と指摘していました。また、原油高も資源を輸入しなければならない日本にとってはマクロ的なマイナス要因になっていると言います。

こんな中、日本にいる人はどのように円のメルトダウンから資産を防衛できるのでしょうか。


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