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コラム

一代で富裕層になる人の3つの特徴 資産いくらから運用を真剣に考えるべき?

シンガポール在住FPの花輪陽子です。6月第一週から日本に来ていて、取引先を訪問したり、会合に出たりして気づいたことに、多くの企業が富裕層マーケティングに急速に力を入れているということがあります。

例えば、マスマーケティングで大ヒット商品を産み出したようなクリエイターの方、新商品を開発している方、不動産も含めた金融機関の方などです。特に金融機関の方はコロナ前までは全くそうした動きはなかったのに、ここに来て急に部署を作ったり、人材を投入したり、提携したりしているように感じます。

富裕層マーケティングに関しては、個別具体性が強いため、みんながまだ分からない、知りたいという強いニーズを感じます。

シンガポールに住んでいて、ファミリーオフィスで働いていると、富裕層に精通していると思われて、情報交換を求められる機会が多いです。

みんなが知りたいものを研究していると、様々な情報が得られるメリットがあります。例えば、金融商品などもありとあらゆる説明を受ける機会が得られます。不動産など自分の中で不得意だった分野でも業界の大手企業が説明をしてくれるので、業界で一般的なこと、同業他社との違いもよく分かり、一気に効率的に学べました。

クォンタム・ファンド共同設立者で冒険投資家のジム・ロジャーズ氏に「お金が集まる場所の特徴はなんですか?それは、時代によって変わるのでしょうか?」と聞いたところ、ジム・ロジャーズ氏は次のように答えてくれています。

「お金が集まる主なものは、知識とスキルで、知識があるところに人は集まり、スキルにはエンターテインメントも含まれる。だから、テイラースウィフトのように歌を歌おうが、経済コメンテーターのように質問に答えようが、人が欲しがるものを持っていれば、多くの人は集まるだろう。」

ジム・ロジャーズが語る「お金が集まる人」の特徴
ウォーレン・バフェット氏らと並ぶ世界3大投資家

わらしべ長者ではないですが、自分が持っている武器を少しずつ磨いていくことが大切なのだなという言葉です。


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