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コラム

🔒 日経平均株価が史上初の3万9000円超え 米大統領再選の年のS&P500は歴史的にも強い

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米大統領選挙の年の株価

シンガポール在住、ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子です。日経平均株価は取引時間中の史上最高値を超え、初めて3万9000円を上回りました。半導体大手エヌビディアの決算が史上予測を上回るなど好材料がありました。
 
今年は米大統領選挙の年ですが、1944年以来、米国の現役大統領が再選に立候補するたびに、株価はその年の上昇を記録してきました。現職が勝ったかどうかは問題ではなく、投票用紙に現職がいたということが重要でした。米国株の平均1年リターンは、大統領が再選を目指した過去13回のすべてのケースを対象にして16%だったようです。
 
現職の大統領は、短期的には経済を押し上げる政策を打つことができます。実際にジョー・バイデン大統領は、インフラ投資・雇用法、CHIPS法(アメリカ国内の半導体産業に関する政策)、インフレ抑制法に基づく支出を行っています。その結果、米国経済は多くの人々の予想よりも好調な状態が続く可能性があるということです。
 


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