トランプ関税懸念が再燃しています。しかし、トランプ大統領は、現在掲げている政策を実行できないのではないかという見通しがマーケット に先行的にある程度入ってきています。

TACOトレード(Trump Always Chickens Out、トランプはいつも逃げる)と言うフィナンシャル・タイムズのコラムニストであるロバート・アームストロング氏が考えた造語が見出しを踊るようになりました。

もう一つの注目ワードがTALO(Trump Always Lashes Outトランプはいつも暴言を吐く)です。

「トランプ・ループ」はTALOであるトランプ氏の暴言から始まり、米国債や米ドル、株式の各市場が拒否反応を起こすとTACO(怖気付いて実行に至れない)に転じると言います。

しかし、トランプ氏の冷静さは長続きせず、再びTALOを引き起こし無限ループになっていると言うのです。その間に経済対策などがなされ、市場がどんどんバブル気味になりつつあります。

リーマン危機を予言したと言われている米経済学者のヌリエル・ルービニ氏もXでTALOから始まりTACOに至る無限ループを投資家が理解し始めたようだ」と指摘しています。

ルービニ氏は「米国も世界も景気後退には陥らない」と主張し、「トランプ氏は『TACO』と『TALO』のループを永遠に繰り返しているだけだ」と強調しています。

トランプTACOトレードとは?株価は上昇しやすい理由

トランプ氏の暴言を鵜呑みにしないまま冷静な対応をしたいところですが、様々な混乱を全く無視することはできないので用心をしたいところです。

ロサンゼルスの暴動がトランプ大統領による州兵派遣によって鎮圧されている事実を日本のメディアで見ると、現実世界とは到底思えず、まるで昔の映画を見ているように感じます。


これより先は有料会員向けの記事になります。会員の方はログインしてください。有料会員価格表はこちら